西穂高岳

2019年1月3日 くもり
相方、Iさんと。
自宅3時発〜新穂高温泉P9:00〜(ロープウエイ)〜山頂駅10:00〜西穂高山荘11:30(テント泊)
二回目、正月の西穂高岳へ。山荘に泊っている人は100人ほど。テントは10張くらい。天候は前日まで荒れて、独標までも行けなかったらしい。カイロを手足につけても寒くて痛い。テントの中にも氷柱ができている。極寒の世界・・・

2019年1月4日 快晴
山荘テント5:50発〜西穂高岳山頂9:15〜テント11:30〜(撤収)〜山荘14:00〜山頂駅15:00〜(ロープウエイ)〜(温泉)〜新穂高温泉17:00〜自宅20:00

眠ったままの服装で出発したのと、何も食べずに動いたので、途中きつかった。中のダウンを脱ぎたかった。大福餅を1個だけ頬張って歩いた。雪は少なく、風もたいしたことなかったのだが・・・

西穂高岳山頂。
360度、素晴らしいパノラマ。目の前に奥穂高がでんと聳える。槍ヶ岳だけは黒かった!





この日、山頂に立ったのは6人ほど。天候に恵まれて大感激の穂高だった。

一月の山

2019年1月1日 晴れ
T尾さんの小屋に駐車させてもらって出発。下界でも年末29日に雪が降った。山頂も雪が多そうなので、アイゼンもつけた。
岩棚での初日の出に間に合うか。半月以上休んでしまった私は、足も体も重い。遅い人につきあってもらって申し訳ない気分・・・
相方はヘッドランプを忘れたけど、ロープウエイをくぐる辺りでは街の明かりだけでなく家々のシルエットも浮かび、足元も見えるようになってきた。

岩棚着。
日の出前に無事到着。数人ほどの先着さん。快晴だ。風もない。空が赤から金色に変わって行くと、オレンジ色の太陽が昇り始めた。厳かな瞬間だ。ロープウエイで山へ行った人も今年は日の出が見えてよかったね。


その後、ゆっくり山頂へと向かう。雪はとってもいい雪。ガレ場辺りで、H尾さんNさん。本谷をラッセルされたそうだ。「山頂から初めて日の出も富士山も見られて最高!こんな日があるので、山はやめられん」そうだ。


朝陽台。
樹氷も見事。午後の用事のため今日はここまで。鳥居辺りから外国の言葉が聞こえてきた。相方に「富士さんはどこか?」と言ってきたそうだ。やはり日本と言えば富士なのだ。








ピストンで戻ります。大好きな降りだが、今日は今までの様には足が上がらない。一年前に骨折した右足は元には戻っていなかった。もうはしゃいで雪泳ぎはできない。T尾さんにお世話になったあの日を思い出して、捻挫しないように慎重に一歩一歩降った。
 
2019年1月5日 雨時々小雪


雨が降っている。標高が上がると雪になって風も強い。今日はキレットまでとする。
ワクワクチケットで鹿の湯へ。露天風呂の石湯は適温でとてもいい気分。

雪野原

2018年12月16日 晴れ
中道〜武平峠
一ケ月半ぶりの山。術後はじめて。普通は保護メガネをかける。日向ではサングラス。ヘルメットの下には、ニット帽。毛糸の手袋。 スパッツもつけた。下にレッグオーマーも。これが暑かったけど・・・
モルゲンロート。山が赤く染まる。

昨日は単独行の相方、風がきつく相当厳しかったそうです。登山道脇にところどころ 雪が出て来た。とてもいい雪。軽くてさらさら・・・暑くて上着を脱いだり、手袋を薄いのに変えたりして進む。澄んだ空が奇麗。鳥の翼のような雲に見惚れる。やっぱり冬はいい。


岩稜帯あたりからは、岩と雪と氷。鎖場はどうかな?氷を避けて、岩と雪を歩く。靴を蹴り込んで踏みこんで。




上のテラス辺りからは、氷が多く現れ今日の核心部。私には雪が降り始めた今頃が一番危ない。T尾さんに「雪を踏んで」など、教えてもらいながら進む。結局、アイゼンなしだった。吹きさらしの朝陽台。点検でロープウエイが休みなので、ギャラリーへも行けない。ダウンを着込んで、先に到着したO田さん等とパンを齧る。寒い!

しぜん学校へ向かう。明和町のYさん等と挨拶。「やったー」広場は一面雪景色だ。

カチカチの雪面を歩いて、しぜん学校前へ。ここは陽だまり、あったかい。でもここで休まず通過・・・望湖台への遊歩道で、Tさん、足がつったようだ。「運動不足で・・・」芍薬湯を飲んでもらったが、効果がイマイチ?だった。
天指し岩で小休止。ここは、あまり風があたらない。一息ついて「ホッ」 武平峠からは雪のスカイライン道を歩く。だんだん雪がなくなって、表道入り口から登山道へ。

いい雪に出会えて、楽しい山行でした。皆さん、ありがとうございました。

白内障手術日記

かかりつけのT眼科で去年ごろから手術を勧められていた。早くも遅くもなく手術するには丁度いい頃だと。怖くて、ずっと避けていたけど、手遅れになっても大変らしい。眩しいし、景色が見づらいので、車の運転が危ない。知り合いや、友達からいろんな話を聞いて、やはり、体力があるうちに手術した方がいいと思う様になった。今夏、紹介されたC眼科。でもなかなか決断できず秋まで延ばしてやっとその気になった。手術前9月、10月に数回検査。
直前説明会。
眼圧などの検査。診察で「大丈夫、お任せください」という強い言葉に励まされる。目薬Gチフロ、一週間一日四回点眼。これを忘れると手術は受けられない(抗生物質点眼)手術は日帰りで、時間は10分くらい。同士は20人ほどいる。

2018年11月6日(火)
右、白内障手術 受付2:30
「○昼食は軽く。薬は普段通り。化粧なし。手術開始は受付より二時間後」
受付に診察券、同意書、目薬Gチフロ提出。手術後は保護眼帯をするが、翌朝まではずさない。術後は異物感を感じる。眠れない時も、痛み止めを内服してよい」「○清潔、お風呂禁止、歯磨き可。家事×、仕事×」

受付で目薬Gチフロを渡す。番号3赤を受け取る。眼圧などの検査。瞳孔を開く目薬点眼。手術控え室に入る。麻酔の目薬を何度も。足、頭、耳、胴体などに手術着。上着を脱いで寒いのと、緊張で震えてくる。手術室に入るまでひざかけを借りる。時間は一人10分ほどなので、3番目はすぐだった。手術室には、5、6人のスタッフ。手術椅子に座って、寝て、右目だけあいた布をかけられる。
手にボールのようなものを渡される。不安を和らげるもの。掌で転がす。「始めますよ」目が重い感じと、水の流れる音と眩しいライト。「まっすぐ見てください」無意識にライトを避けている。より上を見る。「もうすぐ終わりますよ」「お疲れ様でした」スタッフに支えられて控え室に戻る。保護眼帯をしっかりされて部屋を出る。終わった。痛みはないが重い感じ。すぐ近くの薬局へ薬をもらいに歩いて行く。時間は6時前になっていて道路は暗かった。目薬と飲み薬、痛み止めをもらう。付き添ってくれた相方はテレビとガラス越しからとで手術の一部始終を見ていてくれた。不安なので痛み止めを飲んで、何も考えず、すぐ寝た。


手術翌日 11月7日(水)
「○目は絶対押さえないように」「○目薬。内服。清潔、顔は軽くふく、お風呂は首から下。たばこ酒×、家事仕事× 支払い」

眼帯を取って検査。明るくて、すごくよく見える。8時診察。「順調です」ありがとうございます。手術を決断するのに一年以上かかったけど、良かった!普段はぶつかったり、水など入らないように保護メガネをかけること。人工の眼内レンズは永久的だそうだ。

術後3日目 11月9日 (金)
「○目を抑えたり、シャンプーが入らないように気をつける。夜寝るときの保護眼帯は1週間後の診察までする」「○目薬。内服。清潔、洗顔、洗髪可。家事炊事、洗濯、掃除など可。仕事、事務仕事可」
8時診察、「とても順調です」
次の左目手術11月13日の説明。


術後一週間 11月12日(月)
「○診察。目薬。清潔化粧可。仕事、軽作業可。その他、散歩、歯科検診、リハビリ、力んだ排泄可」
一般外来、「順調です」


11月13日(火)
左、白内障手術、受付5:00 手術7:00頃。
ラストの18番目。 待つのが長く大変だった。血圧が上がった。数回計る・・・私の前の17番さんが長くて、心配になる。私の番だ、手術室に入ると「今、片付けますから、少しお待ちください」たしか、前回は座るや否や布を被されたけど・・・
二回目だからと思っていたが今回の方がドキドキした。左目がより重く感じた。先生に迷惑かけないように、一生懸命、上を見ていたら、「もう終わりますよ」が速かった。やった、終わった!手術から解放された!ありがとうございました。相方が、二回とも立ち会ってくれた。送り迎えもしてくれ、心強かった。


手術翌日 11月14日 (水)
眼圧などの検査。眼帯を取ると世間が明るい、よく見える。15歳頃の目に戻った。びっくり!今まで見えなかったものが、見えるようになった。世界が変わった!
8時診察。「両目とも経過良好」

術後3日目11月16日 (金)「順調です」
術後1週間11月19日 (月)「順調です」
術後2週間11月26日(月)「順調です」
「○診察。目薬。清潔、散髪、パーマ、毛染めなど可」



術後1ケ月 12月10日(月)
「○診察。目薬。仕事、農業、家庭菜園、力仕事可。旅行可。スポーツ、ゴルフ、プール、ゲートボール可。眼鏡作成可能」

「順調です」「目を乾燥させないように」
視力検査で、メガネを処方される。以前のメガネはあわないので、新しく遠近両用のメガネを作る。もうコンタクトレンズはいらない!傷は術後一ケ月でほぼ直るそうだ。まさに今。「そして、術後3ケ月程度で、普通の生活に戻れる」

スポーツもいいそうだから、16日には一ケ月半ぶりに山へでかけよう。御在所はもう数回雪が降った。寒いから、帽子、手袋などでしっかり覆って。そして目薬とサングラスを忘れずに。いい先生に出会えた事に、感謝して・・・

黄葉

2018年10月28日 晴れ
中道〜鎌ケ岳馬の背尾根〜長石谷
中道の紅葉はどうかな。 キレット辺りが一番奇麗!





峠道も。



鎌ケ岳に向かうと、左俣の裾模様が鮮やかな黄葉。山頂から降りて来る人もこれから登る人も皆さん、歓声をあげて写真を撮っている。「わー!」「おー!」


鎌ケ岳山頂からは、鎌尾根滋賀県側の谷の黒い影に黄葉が浮かび上がっているのが目に飛び込んできた。奇麗!

馬の背尾根へ進むと春の様に暖かい。白はげでハッと息を飲む。目の前には今まで見たことのない黄色の世界が広がっていた。今日の一番!




石谷に降りるとここはまだまだ緑。来週はこの辺りまで降りて来ることでしょう。十一月は目の手術で山を休むけど、今日の紅葉に大満足して、「すべておまかせしようっと」と楽になった・・・

紅葉

2018年10月20日 くもり
中道〜裏道
紅葉はイマイチ。山頂はガスっている。




遊歩道では霧の世界。寒くてギャラリーへ。そこでKさんとバッタリ。お久しぶり。確か骨折した日以来ですね。毎週休まず御在所へ通って見えるようです。私より数年先輩さんから元気をもらって裏道を降る。作品展の写真を取りに小屋へ。



うさぎの耳あたりでは青空がのぞいた。若者が多いG山岳会がクライミングする四の渡し。今夜は小屋に二十名ほど泊るそうで、まかないさんは大忙しだとか。若い人が集う山小屋っていいな。


2018年10月21日 晴れ
本谷〜一の谷
本谷二回目の亀山Sさんが「大黒尾根は怖くて行けないので、一緒に行ってください」と言われ本谷へ。朝、出てくる時は中道のつもりだった・・・


相方は単独で尾根へ。A吉さん等はくぐり岩から大黒尾根へ。初めての人が同行している。相方は既に到着。後の人は待てども待てどもなかなか来ない。大丈夫かと岩から降って見に行った人がいる。すごいけど危ない・・・



待ちくたびれた頃にひょっこり登場。拍手でお迎え。初めてさん、感動が伝わってくるよ!その後、我々は一の谷を降る。私は苦手・・・

数日後、C新聞にこの日の紅葉の朝陽台が掲載されていた。我々は、行ってないよ・・・

ダイモンジソウ 2

2018年10月13日 くもり時々晴れ
駐車場に六時過ぎについたけど、今日は車が少ない。皆さん、遠出されたようだ。珍しく、Tさんの車。本谷のダイモンジソウがお目当てとか。ではでは御一緒させてもらいます。
花は、谷に降りるとあちこちに咲いていた。そこから次つぎ現れる。一枚岩手前が見事。岩壁全面ダイモンジソウ。真っ白。


その後の倒木で様子が変わった岩壁にビビる。後ろから「しっかり靴を押しつけて体を離す」と言われ、その通りにすると、登れました!
大黒滝手前バンド岩下では、水しぶきダイモンジソウ。水もしたたるいいお花!滝の下でムラサキシキブ!くぐり岩手前の岩壁は今日もぬるぬる。三番手の私はこわごわ・・・ウメバチソウは五輪も咲いていた。この辺で伊勢のYさんが追いあげてきた。先週は双六岳へ行かれたそうだ。若い人はうらやましいほどパワフル。



この先、点検道から朝陽台への道は一年ぶりくらいかな・・・鳥居辺りでパンを齧り、裏道を、作品展開催中の小屋へ向う。降りは足首に力が入らず、どっこいしょと座り込んだり、捻挫をしそうになる。まだまだだな・・・骨折した足の脚力はなかなか戻らない。

相方もTさんも帰り、一時間ほど小屋でおしゃべりしているうち、小雨が降ってきた。作品展の後片付けは皆さんにおまかせして、S崎さんの友人と一緒に降ることにする。かもしか大橋を渡って湯の山温泉駅まで。



道端のいろんな花を愛でながら歩いていると、「健康上の理由で、医者から、絶対転ばないようにといわれている」だって!これは大変!看護師さんになった気分で、寄り添いながらはらはらして歩く。無事、駅まで送れてホッとする・・・疲れた!