キンシバイ







先週の我が家は大騒動。
長男に振り回された数ヶ月だったが今はもとの様に静かだ。
その日庭先で黄色い花をいっぱい付けたキンシバイ
白やピンクの花より上品で気品がある。
床の間には黄色のユリ。
偶然に黄色で統一。 
他にも華やかさを演出してくれた庭の花々。
花は何時も人の心を癒してくれる。
緊張感も他の何もかも解してくれる。
すさんだ心も傷ついた心も一輪の花で心和む。
人の手で育てられた花もいいもんだ。

 
でも私は大自然に育つ山の花が好き。
強くて、凛として、楚々として・・・
山を歩いていると色んな花に出会う。
先週には気付かなかったのに、今週は新芽が出ていたり、蕾が膨らんでいたり・・・
残雪が多いところに時期を逸して咲き出したり・・・
人の目にとまることなどほとんど無い岩に咲く小さな花など・・・
華やかな色合いの花、落ち着いて気品のある花。
どの花も誰の力も借りず自らの力で強く逞しく生きている。
その姿にいつも心打たれ励まされる。
生きる姿勢を学ぶ気がする。
自分も強くなろうと思う。


山を歩いて、その時々の花に出会える喜び。
自然が作り出した美しいものを見たり、四季の移り変わりを体で感じたりできる喜び。
いつも山から感動を一杯もらっている。
それは山と出会っていなければ知る事のなかった世界。
週末は山三昧で・・・
こんな幸せ者はほかにいないんじゃないかな。