クライミングジム

2005年10月20日 木 晴れ

午後Bロックへ行く。
若者と女性がボルダリング。私にはあんなこととてもできそうにない。うらやましく見上げる。

一回目。
トップロープでスラブ壁。赤四角、青四角、黄四角。
前回苦労した黄四角は右の波型のホールドを両手で持って丸い黄色のスタンスに左足で乗る。右足は乗らず引き上げる感じでゴール。できた。

二回目。
垂壁で。赤四角、ピンク細長。はじめて来た時このルートは赤いボタンで苦労した。立てなかった。今日はなんともなく左足に乗れてゴール。

三回目。
はじめてのハング壁。赤四角。ホールドが両手で持ったりできる形が中ほどにある。ハングは感じない。普通の垂壁と同じ感じ。
青四角。はしごを上る感じ。攀じ登る感じではない。
グレー四角。ホールドが大きいので足で立つように意識する。左に回りこんで真っ直ぐ。不安なスタンスは無い。Tさんが「ここ初めての女性はなかなか出来ないんですよ。腕の力があるんですね。」って。喜んでいいのかどうだか?

先ほどのボルダリングの女性Kさんはいちばんレベルの高そうなルートでリードクライミンング。クリップしては高みへ。最後は天井にぶら下がる感じでゴール。
私なんぞとはバランス感覚のレベルが違う。話すとTアルパインクラブ所属とか。
やはり山をやる人は、ちゃんとそれなりに努力されているんだ。その積み重ねで次なる峰に挑戦される。「なかなか上達しなくて今は横ばい状態です。」なんて謙遜して見えたけど、こんな女性もいるんだと驚くばかり・・・。尊敬する。

ヤマケイの雑誌が取材に来た。「ロック&スノー」とか。
ここBロックが冬号に掲載されるらしい。ロックのカメラマンはやはり岩が出来る人でないといい写真取れないよね。
記者もカメラマンも二人とも動きが滑らか。美しい。壁を見てサッと動けるってすごい。マットの上へ何度でも飛び降りる。落ちても平気。それはやはり若さだね。ボルダリングの華麗な動きを初めて知った。目の前で。
カメラを忘れた。今日こそ持ってくるべきだった。華麗なムーブが撮れたのに・・・。
残念。
自分は自分で今日のハング岩は楽しかった。私にとっては新しい壁。でもハングを感じない。飛びつかなくていいし、指も痛くない。この壁ならまたやりたい。
「楽しい」気持ちと「もっとやりたい」気持ちが同居している今日の私だった。