クライミングジム

2005年12月1日 晴れ

午後一ヶ月ぶりにビッグロックへ行く。高速の工事で通行止めだったり、家の都合でこれなかった。
西区上小田井は街路樹イチョウの黄色が美しい。

Tさんは美濃の山ヘ岩登り。バイトのA君が確保してくれる。
ストレッチをしっかりやって、壁に。
1・スラブ壁。赤四角。青四角。黄四角。5・7だったかな?
2・垂壁。赤四角。ピンク縦長。5・8。
「ピンチはその形のまま持って体を左に寄せたら右足を突っ張るかんじでバランスをとる。左足はピンチの下あたりに軽く置いて左手を上に伸ばす。
体を右に寄せた場合は反対になり、右手を伸ばすことになる。」
あちこちのピンチに手をかけてバランスをとってみる。
3・ハング壁。青四角。5・9。グレー四角。
「持ち替えが多いとそこで動きが止まってしまう。行き当たりばったりでなく、登る前に手の位置だけでも右手、左手と考えてから登ると体が楽。」先にどこで持ち替えるとか見てから行くようにする。
4・もう一度ハング壁。青四角。グレー四角。
先ほど言われたようにルートを読んでから行くと早いし止まらないので体が楽。疲れない。
5・ハング壁。黒縦長。5・10a真ん中あたりで右手のピンチを持てず、左のホールドも持てない。足がしっかり乗れていない。落ちる。
「どこへ行っても片足で乗るように。」
6・仕上げ。スラブ壁。青四角。
久しぶりだったけど十月の様に登れた。一ヶ月以上登っていないのに不思議。「自転車に乗るのと同じです。体は覚えていますよ。」とA君。なるほど。身体で覚えることってすごい。


2005年12月2日 帰りに小雨

日進クライミングウオール。
「クライミングデー」に初めて行く。¥500 
男性ばかり6・7名。マットを出したりロープを変えたりする。準備OK。「よろしく。」と初対面の挨拶。
見ていると、基礎講座の時とは違うルートを行く人ばかり。手足限定などと言っているし、ビッグロックのようにテープが張られている。ひっくり返ったり、飛びついたり・・・。動きがとても滑らか。力が入ってない。
なんかとてもうまい人ばかりで、ちょっと帰りたくなってきた。私にはとてもそんなことできない。しばらく「見てるだけ」状態。
ベテランらしい方に「行っていいですよ。」と言われる。まず「基礎の時も一番上まで行けてないので、今日も行けないかもしれません。」と断わってから登る。
「いいですよ。行ける所までで。」と優しい。チョークバックを貸してくださる方もある。ありがたく使わせていただく。
十月の認定試験から登っていないからちょっと怖い。ゆっくり行くと前に行けた最高位置に来た。あと二つ。ここからどうしても登れなかったんだけど・・・。
もう一つ上に左足をかける。最後の一つ。やっぱり届かない。「降ります。」と言ったら「そこまで行ったんだから。」と下から声がかかる。「右足を膝辺りの黄色に上げて。」と指導される。
言われた通りに上げ、そこから左手のホールドを両手で持ち、右手に持ち替えて、体の左側を壁に沿わせて左手を伸ばす。「やったー。」行けた。うれしい。「テンションお願いします。」と降りる。降りる時、壁に足を向けると良いとか。
「もう行けないのかと思ったら行けたね。」と共に喜んで下さった。(でも遅いし、できないことばかりで迷惑だなと気持は引いてしまっている私。)
チョークを借りたけど使うことをすっかり忘れていた。
以前どうして行けなかったんだろう。それもよくわからない。
二回目。
「手足共、アウターと模様だけで行くように。インナーは使わない。」
中ほどでとてもアウターだけでは行けない。仕方がないので今までどおりインナーも使う。
「もっと腰を壁につけると楽。」右に伸びる時は右の腰を壁につける。それも意識する。
三回目。
慣れて前二回より早く上まで行けた。
途中から来た女性がリーダーかな?経験が多そうでみんなにアドバイスしている。
見ていると下からイメージトレーニングしてから登り始める人もいる。体が真横になったり、ひっくり返りそうだったり・・・。私から見ればサーカスのような動き。
華麗なクライミングに目が釘付けになる。力が入ってない。自然体で美しい。
「私には到底できないよ。」と想いながらセンターを出る。外はしとしと雨が降っていた。冷たい冬の雨・・・。
三重県に来ると道路は乾いて雨が降った気配もなかった。