キョン


2006年1月12日 はれ

大雪の今季、今日は久しぶりにビックロックへ行く。一ヶ月ぶり。午後の陽射しが入り口から入ってきてそこだけ陽だまりになっている。とっても暖かい。
一回目右の普通壁赤四角、青四角、黄色四角。
以前苦労した黄色の波型は苦労したことを忘れていた。
二回目垂壁赤四角、ピンク縦長、黄色縦長。
ここも苦労した黄色の黒いホールドは問題なく行った。
三回目オーバーハング壁青四角、グレー四角。
四回目オーバーハング壁緑縦長、黒縦長。
前回12月に初めてやって出来なくて落ちたオーバーハング壁黒縦長、中ほど赤い三角ホールドがやはり出来ない。ピンチで持とうとするが持てない。右端を持つといいとか。二・三度落ちる。右足を「キョン」でやるように言われる。足先深くかけて体を右にひねる感じ。右手を伸ばし次のホールドの青を持つ。
内側に向ける足ができない。難しい。腕の力もいるし・・・。
レーザーみたいな赤いライトをホールドに当てて説明を受ける。わかりやすい。光でここに右足とか言ってくれる。
落ちてレストしてから一応支点まで行く。終わってからチムニーと同じかなと思った。とっさにわかればいいのだが反応が遅い。次回はそう思ってやってみよう。
キョン」初めて聞いたクライミング用語。響きが面白い。ボルダリングでその練習をするといいそうだ。
Hさんがリ−ドの練習。30代くらいの若い男性。自分のザイルを持ってきていた。ボルダリングの壁も一番高い所を平気で横歩きトラバースで行っている。
垂壁は手足限定でおいているようだ。私なんて足自由でも大変なのに・・・。登り方が綺麗。腰が壁についている。滑らか。力が入ってない。身軽でいとも簡単そうに楽そうに歩いている。雲泥の差。比べたら落ち込むよ・・・。
私って何回やっても力が入りすぎ。怖いからかな?だから疲れるんだ。もっと肩の力を抜いたらいいかも・・・。

五回目、最後にYさん(Tさんの奥さん、女性)に確保してもらってオーバーハング壁。青四角とグレー四角をもう一度。
なんか体が疲れてる。登れない。そういえば今まで五回も練習したことないもん。

やはりグレー四角中ほどで落ちた。さっきの「キョン足」で疲れすぎて腕とか指とか力が入らない。改めて体力のなさを感じる。
それでも今まで五回も練習したことなかった。まあ練習回数を更新したことが進歩かな。前向きに考えようっと。

今日の反省。
体が小さい人や体力のない人(私のこと)は特にホールドを決めたらまず少しずつ足を上げることを考える。大きく取りすぎると体が伸びすぎて次の動きができない。
それと先を読む。次のことも考えてないと止まったりして動きが悪くなりよけい疲れる。疲れないようにする為にムーブを考える。クライミングっていつもいろんな事を考えていなくちゃダメなんだね。
のんびりぼんやり目先のことだけしか見てない私にとって課題は山ほどあるよ。
とりあえず「キョン」がこの次の課題かな?