奥伊吹スキー場。


2006年1月19日 くもり時々小雪

前夜ワックスがけ。まずスポンジのついた側を板に付けてワックスを塗る。乾いたらコルクで伸ばす。準備OK。
夜中に寒気がする。熱い紅茶を飲んで厚着をして寝る。風邪かな?と思ったので朝はスキーに行くつもりは消えていた。でもすごくいいお天気。体調も悪くない。これは行かなくては。こんないい日は滅多にないよ。それから急いで出かける。
藤原岳も綺麗に見えている。ところが伊吹山まで来ると空が暗い。小雪もちらついてきた。コンビニで熱いお茶を買って、行ける所まで行くことにする。
ここからの雪の量ははんぱじゃない。すごい。道路わきに2m以上ある。山の斜面から雪崩れてきそうなところもある。でも道路は除雪されて何の問題もなくスキー場到着。
駐車料金¥500
上の駐車場まで行く。ほとんどいっぱい。バスが多い。
一年ぶりの奥伊吹。
リフト券を買いに行くと「本日レディースデイ。女性は無料」の張り紙。たしか昨日鷲ケ岳へボードに行った子供もレディースデイでただと言っていたが・・・。今日私もただ。ラッキー。
一年もやってないし、スキーらしいことは何も出来ないだろうな。ゼロからのスタートかな?と思っていた。ところが自分でもわかるほど去年の続きで滑れる。ゼロにならない。スキーを始めた去年の恐怖感はまったくない。一応復習として杉の木ゲレンデなどを数回。この辺りにはスキースクールの小学生が多かった。二回ほど転んだ。なんでかな?と見るとアイスバーンだった。今日はゴーグルじゃなくってサングラスなので暗すぎてよくわからなかったが・・・。
ここじゃちょっと物足りない・・・。

年配夫婦と相乗りしたリフトで男性がストックの先のカバーをとってくれた。私の板のことを「そのスキーはちょっと短い。」といっている。初心者はもうちょっと長いのではじめるといいとか。でもスポーツ店の勧めで買ったんだけど・・・。「軽すぎて回転しすぎるでしょう?金具はいいのがついている。」そういえば軽すぎるかも・・・。「今日は風がきついので上のチャンピオンコースはやめたほうがいい。」よほど私のことが危なっかしく見えたのだろう。いろいろ注意をしていただくのでありがたくお聞きする。

時々空が暗くなってちらちら雪が舞う。寒い。手が冷たい。かじかむ。カイロを持ってくればよかった。去年は一度もこんなに寒くなかった。暖冬の経験しかないってことかな。
あまりに寒くて下のレストランに暖かいものを飲みに行く。カフエオレと紅茶二本飲んでやっとあったまる。
でも食欲はない。なぜだろう?山を歩くと結構おなかぺコペコになるのに。スキーはいつもお腹が空かない・・・。運動量が少ないのかな?
今日はただ寒いだけ。

空が明るくなって時々青空がのぞく。ちょっとチャンピオンコースに行ってみることにする。リフトに乗っている間、片方ずつ板を持ち上げて足の筋肉を鍛える運動をする。時々雪嵐。
去年怖かった急斜面、何度も滑るうちに傾斜に対し体が沿っていたことに気づく。もっと体を起こして滑り降りる斜面に向うような姿勢がいいのではとやってみる。うん、なかなかいい。
スキースクールの先生に聞いた事が滑るうちに自分流にわかってくるようだ。体がそのように動く。急斜面でそれがわかって怖さがなくなると面白い。
体が柔らかい若者に比べれば覚えるのに時間がかかるが、スキーは自転車に乗るのと同じだという事を実感する。積み重ねのスポーツだ。
チャンピオンコースを数回。又雪が舞ってきたので早めに切り上げる。風邪かもしれないし・・・。

いつか立山で、そしていつかヨーロッパアルプスの山並みを眺めながら山スキーしたい。それには先ずゲレンデスキーが上手くならなくては・・・。春まで奥伊吹へせっせと通うことにしよう。