奥伊吹スキー場

2006年2月23日 晴れ

スクール¥3000
リフト券¥4000
道に雪はなく安心。スキー場は雪がガチガチに凍っていた。これでは私はできないなと思いながらスクールに申し込み。いつも8:45だったのに今日は9:45から。
この時はわからなかったが雪が融けてゲレンデの状態が良くなるまで待つようだ。
一回目。杉の木ゲレンデ。
案の定雪面はがたがた。ポテトチップみたいにしないのかな?
こわごわ滑る。二回目三回目と滑るうちにその雪に慣れた。スクールが始まる頃には雪は融けて「緩んだ雪」になった。授業前にダイナミックコースも一度行く。緩んでいる。滑りやすい。ザラメ雪かな?
真っ黒に雪焼けした吉田先生。40歳台?補助は若い先生。生徒一人に男性先生二人。まず第一リフトから。私の滑り具合を見る為。次は第一と第八。かがんで小さく滑る。次膨らんだところで手をついてみる。今度はできるだけ伸びた姿勢。
そして第三・四人乗りへ。靴がきつそうで足首が曲がってないようだ。一番上のベルトと黒いベルトもはずす。足首を曲げるよう意識する。自然と体が前傾する。足首と膝だけでジャンプ。腰は曲げない。板の真ん中に乗る。足首と膝と腰が一直線になるように立つ。上半身は力を抜く。
斜めに谷側の肩を下げて山側の板を上げ下ろし。次は斜めに進んで時々ジャンプ。
加重する前にジャンプして加重。次にジャンプするように伸びる。目は前方に。トレインで付いて行く。
上手く板の真ん中に乗れる時とそうでない時がある。たいていの場合、重力の関係で真ん中だと思っても後ろになっている。意識して足首を曲げて体を前に持っていく。ここでも腰は曲げない。
谷になる方の肩を下げると上手く荷重できる。
「いい感覚をつかめば上達します。板の真ん中に乗る。足首を使う。」「パラレルターンになりかけている。自然に板が揃いかけている。」
右に加重すると板がしなる。その反動を左にもって行って又過重ターンする。自然と板がそろう。そうなると「パラレルターン」が完成する。
言葉が少ないけどわかりやすい説明。トレインで先生の動きをよく見る。「上半身の力を抜いて。」の言葉が多い。よほど余分な力が入ってるんだろう。約一時間半。わかりやすくよかった。余り色々言われると何をどうしていいかわからない。簡単明瞭。シンプルイズザベスト。

ここでアップルパン。バーム。チョコ。
午後また一人で練習。ボーダーが増えてきた。リフトもいっぱいになってきたけど待ち時間はない。午後になると雪が融けて滑りやすくなるのを皆知っているのだろう。
杉の木ゲレンデに人が多いので上のダイナミックコースばかりで滑る。このコースはリフトを降りてしばらく林道。今まではその後一度止まってその斜面に少しためらって構えてから降りていたがそのままさっと降りれるようになった。斜面に恐怖心がなくなった。体を思い切り前傾させる。気持ちいい斜面。ゲレンデに一人きりの時が最高。広い雪原を一人占め。思い切り動き回れ超気持ちいい。
チャンピオンコースのコブはまだあった。いつかあそこも滑りたい。
スキーは好き。こんな気持ちいいスポーツ今までどうしてやらなかったのだろう。いつももっと早くやったらよかったと思う。
帰り眠くなるので温泉はやめ。眠気覚ましに熱い紅茶を飲みながら帰途につく。