ビックロックの「ワンポイント講習」

2006年4月6日 晴れ

桜が咲き出した。T幼稚園の前は五分咲き。その桜を眺めながら午後ビックロックへ行く。
Tさんはお腹の調子が悪いようだ。顔色もすぐれない。鼻炎の薬をヨーグルトで飲んだらしい。朝食はそれだけ。胃がむかむかするらしい。
体調が悪いのにいいの?私のこと落とさないでね。
心配になって壁に集中できない。
スラブ壁黄。赤。緑で前回できた所が「どうだったかな?」と行き詰る。
手でしがみつこうとして足を上げることを忘れている。
垂壁緑。黄。
持ち替えの緑はできた。
右からとか左からとか横に持つホールドはまず足を上げることを意識する。ガバは上から持てるから問題ないけど。
オーバーハング壁。青バッテン。
横のホールドの感じをつかむ練習。「左に手をかけるホールド」はその一つ前で足を左に出して前に押す。足を開いて右足は後ろに押す。キョン足。左手で「左にかけるホールド」左足に乗り込む。体重移動。上手くできず落ちる。二、三回。


ここからボルダリング
垂壁。緑四角。右横に進むルート。
次のホールドを取る前に先に少しずつ足を右横へ送る。
緑バッテン。
両手でスタート。すぐ上のホールドを持って立ち上がる。二つ目の左のは使わない。(手足限定のみ)足を先に送る。「左がかけたホールド」を右手で持ち、体を右に持って行って左手もそのホールドへ。右手をゴールへ。
オーバーハング壁。
入ってすぐの右壁。いつも上手い人がやっていて私は見ているだけの壁だった。今日初めて取り付く。Tさんの模範演技を見て開始。
赤四角。一回目。
左手を伸ばす時は腰を左にひねる。(その前に足をキョン足にする。)足を上げる。右手を伸ばす時は腰を右にひねる。キョン足。足をあげる。
キョン足にする時にかけるところはホールドの上でなく横の角とか。ホールドをよく見て置く。キョン足ができると手に頼らなくても楽に登れる。
ホールドに乗る時はていねいに乗る。力任せでなく優しく。
ゴール一つ手前で落ちた。高所恐怖症の私にはこの落ちるのが怖い。下のマットに飛び降りる。
又Tさんのクライミングを見る。力みがない。綺麗。全部のルートのどこのホールドに足を置くとかが頭に入っているとのこと。「乗ったホールドを覚えておく。」
「私、何にも覚えてません。」「そのうち覚えますよ。」
赤四角二回目。
Tさんのように右に左に体をひねっていたら知らず知らずゴールできた。「すごい。」と思いながらも又下のマットに落ちるのが怖い。そして何もホールドを覚えていない。
青縦長一回目。左下からスタート。ピンクの三日月は右手。左手を上のオレンジの大きいホールド左下に。右に足を移動。左足緑、右足赤。キョン足。右手をオレンジの大きいホールドの右上へ。右足白の大きいホールドに上げる。左に足を進める。左足大きい緑と右足小さいオレンジ。キョン足。左がかけたオレンジ色の小さいホールドに左手で・・・。
ここで落ちた。中ほどかな?
青縦長二回目。もう一度同じような所まで行けた。が手が痛い。真っ赤になってきた。それに疲れてきた。二時にスターとして、もう四時を回っている。
最後に垂壁。
緑四角。緑バッテン。どこに足を置くか覚えていないので先ほどと同じようには動けない。
二回やって終了。
「真っ直ぐ登る癖がついているのでボルダリングの垂壁や今日初めてやったオーバーハング壁でムーブをやって行く事にしましょう。」というのがTさんの今日の総評。
ライミングは記憶力がよくないとだめかも・・・。もともと良くないのに頭も体も古い私は大変だ・・・。
でも覚えようとすることは脳の刺激になるかな?
ボルダリングオーバーハング壁初体験の今日、体が覚えたらできるようになるかもしれないと微かな期待を持つ。
でも無酸素運動らしいけど活性酸素は大丈夫かなと心配になる・・・。