ジム15回目。子供に教えられ・・・。

2006年6月8日 くもり時々雨

午後ジムへ行く。ロックアンドスノウの雑誌¥1200。
ほかに誰もいなくて私一人。講習¥3150 
田中さん今日はメガネ。コンタクトで痛めたかな?
空が暗くなってざっとひと雨くる。梅雨入りしたらしい。
ストレッチをして体をほぐす。先週腕が筋肉痛だったから肩や指先を特に念入りに。
スラブ。
黄、赤、緑。
緑は詰まらずに行ける。足の乗せ変えもうまく出来る。
二回目。垂壁。
いきなり緑。「元気なうちに緑で手足限定をやってみましょう。」
今まで足を何処においても良かったけど今日は必ず緑に置く。ルートを良く見る。いざ壁に行くと足が短いので二番目のホールドに届かない。右横の壁にスメヤリング。なんとか上がる。
そこからも足が限られるととても不自由。ゴール二つ手前を右足かかとで。左足も乗せかえて。二つ手前のホールドを左手で持って左足で立ち上がる。のび上がると同時に右手でゴールする。ここができない。高さに恐怖を感じて左足に乗り込めない。
二回ほど落ちる。そこだけ数回練習。
もう一度緑手足限定。やはり最後のゴール手前左足乗り込みで躓く。
右足かかとを三つ手前のホールドに乗せられない。さっき出来た事ができない。違うホールドを持って「乗った」としてゴール。
汗がポタポタ落ちる。瞬間的にすごく力を入れているのがわかる。中高年にはこんな激しい運動はよくないよ。又活性酸素が心配になる。
「ホールドより体が上に行くと腕に力が要る。」「もっと重心を下げる。腕を伸ばす。乗り込む時だけ力を入れる。」
私は何時になったら力をいれずに滑らかに動けるようになるのだろう。でもこの手足限定は初めて出来たのだからまあいいとしよう。小さな進歩だ。
「体が小さい人は手足も短いから大変だなー。」自分のこと・・・。「小さい人のほうがスメアリングとか踵を使うとか、乗せ替えなど技術やこて技が旨くなる。そうしなければ登れないから。」「なるほど。」と納得。
三回目オーバーハング壁。
緑縦長。前回手足限定ではじめてゴールしたルート。どう行ったか記憶にないが力をいれずに行く事が出来た。今日も手足限定で。「これで腰を入れて体のひねりができるように練習して行きましょう。」どうやらこの壁で私の練習課題が見つかった。
シルバー四角。足自由。
これも楽しいルート。ホールドが面白い。アンモナイトみたいなのや真ん中が空いていたり。
この後ボルダリング
小学三年生くらいの子供が来た。知らなかったけど子供もできるんだ。見ていると何と柔らかい身のこなし。体に力が入っていない。動きに力みがない。自然体。何も言わなくてもスイスイ登って行く。丸でジャングルジムにでも登るように。体重移動がどうとかと言わなくても体が勝手に動いている。これだ。この柔らかさが私にはない。ぎこちない。硬い。
子供から学んで緑バッテンや緑四角。
何と「重心を下にして。力を抜いて。」と意識して行くと緑バッテンゴールできた。ゴール手前の体を右にひねる動作も旨くいった。
黄色バッテン。
又「重心を下にする。」を意識してスタート。
中ほど左足で乗り込んで上のホールド。その後右に足を送って逆三角の赤いホールド。ここで落ちた。ゴール一つ手前だ。でもこれがここまで出来たのは初めて。
もう一度。赤のホールドで右足を今より少し上の黄色か薄緑の置きやすいものに置く。ゴールまであと一つだ。できた。
今まで何としてもできなかった緑バッテン、黄バッテン。子供達に出会ったおかげで?ゴールできて一歩前進。ささやかなことなのに単純な性格なのでとてもうれしい。