甘えん坊ツバメ

2006年8月12日 晴れ

六月末に二回目のツバメの子育て開始。途中一羽が墜落するというハプニング。残り四羽が元気に育ち7月23日に巣立ち。約3週間で。
ところがその後ずっと夕方になると全員家に戻って来る。
なかでも一羽だけがいつまでも巣に入りびたり。甘えん坊だな。そしてずうっとお泊り。今日は静かだ。帰っていない。

一回目が六羽。二回目が四羽。今年は合計十羽のあたらしい命が育った。
その間、蛇が四回家に侵入。そのたびにAさんを呼んだ。平気で追い払ってくれるから。まるで蛇と友達みたいだもん。

幾多の苦難を乗り越えて無事にツバメの子育て終了。
既に家の周りには何十羽と言うツバメの集団ができている。
8日は台風なのに戻ってきていない。静かだ。外で眠れるようになったらしい。
やっと巣を離れたんだと思ったのもつかの間。
9日。Sさんの両親が見えて桑名で一緒に食事。
家に帰ると「あれ、又帰ってる。」甘えん坊ツバメが巣の中に・・・。
こんなことで海を渡って行けるのだろうか?なぜ自分の巣を離れられないのだろう。ツバメにも外が怖くて家がいいという内行的な性格の子がいるのかな?長年ツバメを見ているが巣立って20日も巣に戻る子も珍しい。
良い子というべきか困った子と言うべきか・・・。
昨日今日は帰らない。やれやれ。

巣に帰るツバメのように、私も早く山に戻りたい・・・。土日出かけていた御在所岳へ。
毎日、思いもしなかった「山」の事を考える時間が全くない日が続いている・・・。
いつになったら山に行けるかな。紅葉が終わって雪が降り始める11月末かな?
きっと体力がた落ちだろうな・・・。
ふと、私の山人生が終わってしまったような錯覚に陥る・・・。