ひなまつり。

2007年3月2日

小学三年生のK君。「明日は女の子の祭りだからはいプレゼント。」差し出されたのはイヌフグリ。「たんぽぽも土筆ももう出てるよ。」
薄紫の小さい花びらが可憐。春を教室に届けてくれたK君は、おっとりしてひょうきんで優しい。いつも小さい虫や花に心を向けていたり、ちょっとした時のおもいやりのある言葉使いにはっとさせられる。丁度長男の小さい頃のようで・・・。
彼は、小さな目で今年の異常な季節の移ろいを敏感に感じ取っている。そして明日のひなまつりのことも考えている・・・。


私はと言えば、お雛さま全部飾るのが大変で去年まで簡素化してなまけていた。
「今年こそ・・・。」という親心から?何年ぶりかで七段飾り。出すのに時間がかかったけど家の中がぱっと華やかになった。
長女に「積極的に・・・。」といってもどちらかと言えば気が弱くおとなしい性格なのでそれは無理な注文だけど、なんとか・・・。
数日前から風邪気味で微熱もあるとかで体調は最悪らしい。「それどころではないよ。」と怒られそう。
どうぞ今年こそいい出会いがありますように。「お雛様よろしくおねがいします。」
そして明日ひな祭りが終わったら、何をおいてもいの一番にお片づけしよう。せめて母親の務めだけはきちんと果たさなくては・・・。