新雪、樹氷、アイゼン

2016年12月17日 晴れ
三ケ月ぶりの山。朝、いなべから仰ぐ鈴鹿の山は薄化粧。どの山も山頂付近だけ、粉雪かぶって綺麗。スカイランは通行止めだった。駐車場もスカイラインも凍ってツルツル。
8:30出発。
中道を歩き始める。風はきつく冷たい。寒い。頬が凍る・・・御在所はすっかり冬だった。手の指先がジンジン痛いので、グーにする。こうやるとストックが持てないけど・・・新雪はさらさら。超気持いい雪。雪の付いた壁が怖くて、キレットは正規の左ルートから。そそうはできないので、岩場に出る手前で、アイゼン装着。持ってきてよかった!
上のテラス辺りからは、岩と氷をガシガシ歩く。気持いい!手袋が濡れたので、途中で乾いたものに替える。それだけとても暖か。朝陽台にはうっすら樹氷。青空も広がって美しい。気分は八ヶ岳
しぜん学校のストーブで暖まる。裏道から来た人、「こんなに雪があるとは思わなかった!」スパッツをはずしながら言った。一の谷さん、「トレースがなくて困った。帰りも同じ道で」 中道からのご夫婦は「出会ったパトロールさんが、大丈夫と言ってくれたから来れた」皆さん、雪と真剣に向き合ったようです。
ここで靴下を二枚はいたらしい相方さん、新しい靴で靴ずれ?痛くて我慢できず、あずまやで靴下を替えることになった。強風が吹き荒れて、立ち止まるだけでも寒いのに、凍えそう!日だまりでやらないと・・・
武平峠まで雪はしっかりあった。今日は、新雪樹氷の御在所に会えてよかった。そして、何より元気に山を歩けたことが一番だった。それに、私の二重靴はとても温かで快適だった・・・





2016年12月18日 くもり
8:00出発。
休み明けで、ゆっくりしか歩けない・・・今日は長石谷から。谷の岩はうっすら雪が付いているので滑りやすい。いつも降っているが、登ると結構距離が長いことがわかる。瀬音を聞きながら歩くのはとても気分が落ち着く。白い砂と緑の水に癒される・・・
昨日より随分気温が高く、指先がかじかむことはなく暑い。一日で山の天候は全く違う。
降りは尾根から。足を滑らせ、胸突き八丁で顔を打った。ここはアイゼンを付けるべきだった。二日目もなんとか歩けました。