厳冬御在所

2017年2月26日 晴れ
中道から武平峠。
昨日の藤内沢の疲れがふくらはぎに出ているので、ゆっくり歩く。白い坂道中道。7合目からは知らない山のよう。上のテラス手前、相方はどこでも歩いて、富士見岩へ直登。はまらない雪。天候がいいので、武平峠へ降りよう。
望湖台から記念碑。
雪尾根は壮大でどこを歩いてもはまらない。最初のゲート手前もどこでも歩き。次のゲートは足を上げなくても普通に歩ける。峠へは、トレースはあるが雪庇を行ったり、はまったり・・・大学生の団体が、平気でルートをはずれ、ハラハラする。
武平峠。
O田さんはすでに到着。スカイラインに出ると雪はガードレールまであった。表道の入り口に出るが、ここで三人共大きくはまりこむ。こりごりして、再びスカイラインを行く。道路脇に積まれた雪壁がどこまでも続いて、雪の大谷みたいだった。

富士見尾根

朝陽台

望湖台

記念碑


2017年2月25日 晴れ
藤内沢から本谷。T尾さんと。何年ぶりかな?沢の入り口は、前尾根や奥俣へ行く若い人が準備中。藤内滝辺りが怖くてロープで確保してもらう。ドンツキ手前の直登は梯子登り状態。ふくらはぎがパンパンになった。三ルンゼの青い氷にはMガイドさんが張り付いていた。遊歩道までの雪壁登りは超気持ちよくてルンルン!
その後アクシデント。氷ばくから本谷への雪壁を降りようとした相方は、雪庇へと一歩踏み出した途端、さーっと滑って行った。見ている我々は何もできない。本人も滑落訓練のような態勢をとる間もない。ほんの一瞬のことだった。岩がなかったので、怪我することもなく戻って来て、笑い話に!姿勢を替える大事な一歩でアイゼンをズボンにひっかけたらしい。ヤレヤレ・・・
谷の凸凹雪を降る。T尾さんはあちこちで滑落訓練。滑滝の雪もそのままで、バンド岩も普通に歩けた。

三ルンゼ

三ルンゼ

2017年2月19日 晴れ
積雪140cm。本谷から中道。路面が凍った蔵之助前。スリップした車をAさん等と助け駐車場へ。本谷の雪は深い。一枚岩の上で大規模な雪崩跡。穂高の本谷のデブリみたい。こわー。皆、冷え込んでいるので大丈夫と判断したが、気持ちは急く。くぐり岩の上も雪崩跡。そして岩のような雪の塊がゴロゴロ。その時、前の人が落としたバレーボールくらいの雪が落ちて来て、相方の手に当たった。かすり傷で済んでよかったけど、これからは常に上を見ながら進もう。落ちる雪は岩・・・
御在所の大雪は25年ぶりだそうだが、そり広場から朝陽台に戻る遊歩道も道がどこかわからないほど。中道はといえば白い坂道。ただかけ降る。地蔵岩を見下ろす岩場も凸凹なしの真っ平ら。やっぱり今年の雪はすごい!

大黒岩

氷ばく辺り

2017年2月12日 吹雪のち晴れ
昨日の積雪の上に10cmほどの新雪。今日のラッセルは相方。キレット手前の林は雪野原。キレットの上からは直登の坂道。7合目手前は腰辺りまである。その後は掘割道が埋もれて道なんて何にもない。雪が降り続いているので今日はここまで。若い人に譲ります・・・

スカイライン



駐車場

2017年2月11日 吹雪のち晴れ
一の谷茶屋手前で車が登らず、バックで戻り、別荘辺りに停める。菰野の町に車を置いてきたOさんと。相方はスノーシューを付けたが、今日の新雪には不向きですぐはずした。
ロープウエイの見える広場は吹き溜まり。胸くらいまである。雪はどんどん深くなる。ラッセルはOさん。こんな雪体験したことない!こういうのを想定外っていうんだろうな。全員、今日の山頂を七合目とする。