マクニャーガからモンテモロ峠、マットマーク湖

ツールモンテローサ6
2017年7月11日 晴れ
ペンションマクニャーガ、9:00〜ゴンドラ、10:00〜終点駅(10:20〜10:50)〜モンテモロ峠、11:00〜マットマーク湖、(14:00〜14:30)〜(レンタカー)〜サースフエー〜ハーブリッケン
朝の散歩。
氷河の冷気が頭上から降りてきてひんやり。爽やかというか寒い。バス停や教会を仰ぎ見ながら歩く。どこもかも花や国旗が美しい。ペンションの屋根の上にはモンテローサの白い峰が輝いている!




朝食。焼きたてのパン、ヨーグルト。今回、どの山小屋も美味しいパンとヨーグルトが用意されて有難かった。お菓子を行動食にする。
体調イマイチ組が元気組さんの荷物をゴンドラで運ぶ為、乗り場まで持って出かけることにした。相方を始め元気組さんは荷物が軽くなって先に出発。私を含むイマイチ組は9:00発。ゴンドラ駅へ向かう。


ピザやさん。

10:00乗車、10:20ゴンドラ終点駅到着。
ゴンドラからは、ガス湧きあがるモンテローサが美しい。さっきまでいたマクニャーガの街が眼下に小さい。教会も見えている。昨日歩いたトウルロ峠からのアンザスカ谷もわかる。ここから見ても長い・・・





このゴンドラは、お客さんがあると手動で動くようだ。次に登ってきたのは元気組さんだった。全行程歩いていると、迎えの時間に間に合わないと、中間駅から乗車したそうだ。このルートをちょっとでも歩けてよかったね。
全員揃ったところで、モンテモロ峠へ登る。岩歩きだが、足元には階段と鎖。マリア像に到着。登山ノートがあったので記帳する。今ここにいられることに感謝・・・

モンテモロ峠

モンテモロ峠

モンテモロ峠

モンテモロ峠

モンテモロ峠

降ってマットマーク湖に向かう。落ちてきそうな氷河と岩を見上げて、岩稜と雪渓歩き。めちゃ楽しい!この岩は滑らなくていい。左手には、大岩壁がそそり立っている。
湖が見えて来た。白濁したエメラルドグリーン。素晴らしい眺め。山のスケールが壮大なので、景色は何時間歩いても変わらない。トンネルをくぐり抜けたり、巻いたり。


ダムの近くでカウベルをつけた牛が何頭もいて、相方の赤いカッパに次々寄ってきた・・・闘牛の赤い布を想像して、興奮させるとまずいのでは?と、傘でカッパを隠しながら歩く。諦めたようだ。よかった・・・氷河からの滝の迫力に圧倒される!

お花畑も美しい。オダマキ!ここでこの花に会えるなんて感激・・・エーデルワイスも。雲が湖面に模様を描いて奇麗・・・





この湖は、人造湖で工事に携わった人が何千人も亡くなっているそうだ。それで峠にマリア像・・・
自転車の人や、ちょっと散策する家族連れなど、楽しみ方いろいろ。ダム湖バス停横のレストランで大休み。ここへ迎えの車が来る予定。絵ハガキを買う。
ハーブリッケンのオーナーさんが到着した。ホテルの車で、サースフエーからハーブリッケンへと戻る。サース谷の左手の岩山は途切れることなく続き、いくつもの滝が見えた。谷はとても険しく深い。モンテローサのスケールの大きさを再認識する・・・
ハーブリッケンのホテルは6日と同室。我が家に帰った気分。明日はツエルマットからスネガーへハイキング。
夕食。山では胃腸が過敏になるので、今日まで控えていたメインデイッシュを頂く。どことなくメニューが和食っぽい。シュフは中国の方だとか?!納得。
明日はもう頑張って歩かなくていい。ゆっくり楽しく歩こう。